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A {充分なシャワーの勢い} (水圧・湯圧UP)
「シャワーの勢いが弱くて困るよ」 「シャワーがチョロチョロだけど昔からそうだから」という声をオーナー様や担当者様から聞く事がよくあります。そんな時「諦めるのは早いですよ」といつも答えています。
まず調べるのが、一次圧(水道メーターからの水圧)で、これを確認する事で根本的な店舗の水圧状態を把握します、圧力が規定以上あれば次にボイラー及び給湯器の状態を確認します、弁の詰まり・配管の詰まり・配管の口径・減圧弁の圧力値を調べます、ここ迄で大体の原因はつかめてきます。
また、規定の圧力をクリアしていない場合は給水加圧装置を設けます、近年は省スペース・低コストで手軽に設置可能になってきました。
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B {安定した湯温} (温度変化しないシャワー)
シャンプーワーク中にお湯の温度が急にぬるくなったり、熱くなったりして困った経験はございませんでしょうか?この温度変化現象もオーナー様からの相談で多い悩みの一つです。
原因のひとつに給湯器の状態があります、基本的に瞬間湯沸器をご使用の場合はある程度温度変化は覚悟しなければなりません、シャワーを出した時に着火し瞬間的に大火力でお湯を沸かし、止めた時に消火、出した時にまた再着火するという構造の為、お湯とお湯の間に水がはさまるサンドイッチ現象がおき、これが温度変化の原因になります。
また、お水とお湯の圧力バランスの関係も温度変化の大きな影響を与えます。お湯の圧力に対して同圧〜50kpaアップでお水の圧力を設定するとバランスの良いシャワーができます。 |
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C {豊富な湯量} (複数のシャンプーブースに給湯)
シャンプーワーク中にとなりのシャンプーブースを使われると極端に温度が変ったり湯量が少なくなる、使いにくいと感じられた経験はありませんか?
店舗の状況によってはトイレ・洗濯機・流しを使用しただけでシャンプーブースに影響してくる場合があります、これは水量・湯量不足が原因です。
水量の改善には、受水槽を設けて給水加圧装置を活用し、水側配管はシャンプーブースとその他への配管を切り離すことをおすすめいたします。
湯量の改善には、貯湯式タイプの給湯器を採用するのが無難です、瞬間タイプと違い貯めたお湯をそのまま給湯する単純構造な為、複雑な機械の中をお水が通過してこない分豊富なお湯が給湯できるわけです。店舗のスペースの問題などで瞬間式タイプを設置される場合はガスメーターの号数などの問題をクリアした後、なるべく複数台設置して、給湯器一台に対する負担を極力減らしてあげることをお勧めいたします。 |
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D {スタッフの手荒れ防止}
美容師・理容師の皆様が経験される悩みで手荒れの問題がありますが、これもシャンプーワークとは切っても切り離せない問題ですね、皆様もご存知かと思われますが、これは薬液が原因なのではなくシャワーのお湯そのものが原因なのです。
業界ではすでに常識になっておりますが「軟水」が大きな成果を出しています、ただし軟水器にも弱点があり定期的に塩を器具内に補充する必要があります、また複雑な機械を水が通過する為、圧力・水量が減少します。
そのようなことから最近注目されているのが活水器です、これは電源を使わず、塩の補充、圧力・水量の減少などのリスクもなく、トルマリン石の効果で水分子を電気分解することで手荒れ防止効果を出します。今まで私どもが見てきても、軟水器ほどの効果はないものの、軟水器から活水器に取替えたお客様からも、高い評価をいただいています。 |
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以上の事を今後のシャンプーワークの参考にして頂ければ幸いです |